11Sep
「チーズって、脂肪分が多くて太りそう~」なんて勝手に思い込んでいる方、いませんか?
かくいう私もかつてはその一人。
見た目がバターに似ているせいか、ダイエッター女子にとっては天敵だわ~、などと実に偏ったイメージを持っていました。
しかし!実はそんなチーズが、スムーズなダイエットにパワーを発揮!
ここでは、私も思わずのけぞった(笑)チーズダイエットの方法について詳しくお伝えしてきますね。
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目次
美味しいチーズ:ダイエット中でもOKな食べ方って?
1.カッテージチーズを選ぼう!
「チーズってカロリー高くない?」と思われている方、確かにチーズそれ自体は結構カロリー&脂肪分多めの食材。
*プロセスチーズ1枚(18g)当たりのカロリー:61kcal、 脂肪分:4.68g
けれど、工夫次第で、ダイエットに役立てることができます。
まず、コツの1つは、カッテージチーズを選ぶこと。
生乳を原料としてプロセスチーズに比べ、脱脂乳を原料とするカッテージチーズは、一般的に低カロリー・低脂肪。
*カッテージチーズ100g当たりのカロリー:105kcal、脂質量:4.5g
プロセスチーズ100g当たりのカロリー:339kcal、脂質量:26g
実のところ、私もこちらの方を食べています!!
反対に気をつけて欲しいのが、クリームチーズ。
100g当たりで346kcal、脂質33gとかなりの高カロリー&高脂質食品。
確かに美味しいのですが、ダイエット中には避けた方が無難。
どうしても食べたい~!というときは、くれぐれも食べる量に注意してください
2.野菜&果物と組み合わせて!
後で詳しく書くように、チーズにはビタミンB2・B12やタンパク質は豊富だけれど、ビタミンCや食物繊維はほとんどない食材。
なので、特にダイエット中の方は、野菜や果物と一緒に摂る必要があります。
私がオススメしたいのは、トマトにのせて、ポン酢をかけて食べるという方法!
カッテージチーズは味がかなり淡泊で、正直特ちょっと物足りなく感じるときもあるのですが、この方法だと豆腐感覚で食べられるので味の面でも結構満足。
ビタミンCも補うことも出来るので、かなりオススメです。
3.1日1~2回を目安に!
チーズは確かにお腹持ちのいい食品ではありますが、いわゆる「置き換え食品」として使うのはアウト。
栄養バランスも崩れてしまいますし、カロリーオーバー→かえって太った~なんてことになりかねません。
なので、コツは食事全体のカロリーを削り、そこにチーズを適量加えるという方法。
それも、毎食食べる必要はなく、1日1~2回で十分です。
私の場合は、1回当たり20gぐらいのカッテージチーズ&トマトを朝晩の食事に採用。
これだと、1回当たりのカロリーは20kcalぐらいなので、さほど苦もなくクリア。
見た目もオシャレだし(笑)結構食べ応えもあるので、かなりオススメです。
・・・と、ここまでチーズを使ったダイエットの方法についてお伝えしてきましたが、そもそも何故、チーズ、ダイエットに向いているのか?
ここからは、その理由についてお伝えしていきますね。
スムーズなダイエットに実力発揮!チーズの栄養とは?
1. エネルギーの代謝を上げるビタミンB2
実は、チーズはビタミン豊富な食品。
中でも注目すべきはビタミンB2。
ビタミンB2は、脂肪や糖質、たんぱく質などを分解して速やかにエネルギーに変える働きがアリ。
しかも、代謝を上げる効果もあるので、ダイエットには必須とも言えるビタミンです。
そんなビタミンB2が、プロセスチーズ1枚(18g)には0.07mgアリ。
成人女子の1日推奨摂取量が1.2mgなので、補給源としてはうってつけの存在です。
2.貧血予防&安眠にビタミンB12
同じビタミンB群の中で、やはり重要な働きをするのがビタミンB12。
ビタミンB12には、正常な赤血球を作りだし、貧血になるのを防ぐ働きがあります。
これが不足すると、体内に十分な酸素が供給されなくなり、疲れやすい、すぐ息切れがする、めまいなどの貧血の症状が出てくるので要注意。
ともすれば栄養が偏りがちなダイエット中には、注意して摂りたいビタミンです。
また、ビタミンB12には、睡眠のリズムを調整するメラトニンの分泌を調整する働きもアリ。
美容維持には質の良い睡眠が欠かせないので、これは是非とも積極的に摂りたい栄養です。
と、そんなビタミンB12が、プロセスチーズ1枚には0.58μgアリ。
成人女子の1日の推奨摂取量が2.4μgなので、何と1枚でその四分の一ほどをカバー。
この点からも、チーズ、健康的なダイエットを心がける方には、実に心強い食材なのです。
3. 便秘解消に乳酸菌
チーズって、結構独特のニオイしますよね。
単にくさいだけや~ん!と思われる方も多いかと思いますが、それはチーズが発酵食品だからです。
したがって、ヨーグルト同様、チーズも乳酸菌の「宝庫」。
乳酸菌は人間の体にとって大切な働きをする菌のひとつ。 便秘を改善するのはもちろん、ウイルスや細菌が腸に侵入するのを防いだり、アレルギーを和らげるなどの効果もアリ。
積極的に食事に取り入れていきたい成分です。
また、牛乳を飲むとお腹がゴロゴロする~という方、チーズの場合、それは起こらないので安心して!
お腹ゴロゴロの原因は、牛乳に含まれる乳糖が原因なのですが、チーズではこの成分が分解。
なので、お腹を壊すことなく、しっかり乳酸菌を摂取→便秘改善につなげることができるのです。
便秘が解消し、腸内の環境が良くなれば、ダイエットもスムーズに。
この点からも是非ともチーズ、摂りたい食材なのです。
4. 良質なタンパク質で健康的にダイエット!
ダイエット?カロリーも少ないし、ビタミンも摂れるから野菜や果物だけ食べてればいいんでしょ~、とお考えの方、いませんか?
はい、それ、ものすごい間違い。
たとえ痩せたとしても、やつれたような痩せ方に。
へたすれば健康も損なうし、お肌ががさがさになってしまい、キレイ&健康とはほど遠い状態になってしまいます。
かく言う私も、そんな失敗体験を持つ女子の一人。
野菜中心のベジタリアンっぽい食生活を送っていたところ、確かに体重は落ちたものの、階段を上るのが辛くなるほど体力がガタガタに。
回復するのに、結構苦労しました(泣)
そんな悲惨な状態を防ぐためにも、ダイエット中にはタンパク質をしっかり摂る必要がアリ。 中でも、重要なのは、「必須アミノ酸」。
「必須アミノ酸」とは、タンパク質を形成している20種類のアミノ酸のうち、体内で作ることができない9種類のアミノ酸のこと。
実はチーズには、5種類(!)もの必須アミノ酸が含まれており、特に筋肉の強化に大きく関わる「イソロイシン」が豊富。
*プロセスチーズ100gあたりのイソロイシン含有量 1200mg
成人の場合、体重1kgに対し、1日20mgのイソロイシンを摂る必要があるので、例えば体重50kgの人であれば、1000mgのイソロイシンが必要。
プロセスチーズ1枚(18g)には、218mgのイソロイシンが含まれているので、これだけでおよそ5分の1ほどをカバー。
まさにダイエットサポーターとしては心強い食材なのです。
5.実は脂肪燃焼効果も!?
これは私もびっくりしたのですが、実はチーズには、脂肪を燃焼させる効果もあるのだとか。
そのカギは、タンパク質の一種である「アディポネクチン」という成分にアリ。
アディポネクチンには、全身を血流と一緒にめぐることで、血管壁に貼り付いてしまった中性脂肪やコレステロールをとり除く働きがアリ。
それゆえ、動脈硬化などの病気を予防する効果もありますが、内臓脂肪を分解したり、新陳代謝を上げる働きもあります。
この意味でも、チーズ、ダイエットには効果的な食材なのです。
おわりに
いかがだったでしょうか?
私のお伝えしたチーズダイエットの方法、あなたのお役に立てれば幸いです。
ただし!しつこいようですが、あくまでチーズはそれだけを食べてればOK!というものではないということ。
あくまで、バランスの良い食生活&運動にプラスする、という方針で採り入れてください。
上手くチーズを採り入れて、美味しく健康的にダイエットを進めていきましょうね!
[Writer:けい]
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