1Mar
朝の眠気覚ましや仕事の気分転換に、つい口にする機会の多いコーヒー。
けれど、飲み過ぎは非常に危険って、知っていましたか?
そこで、ここでは、コーヒーの飲み過ぎによる病気の危険性と、注意すべきポイントについてあなたにお伝えしていきますね。
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飲み過ぎには注意!コーヒーの危険性とは
1.胃痛・胃もたれの原因に
「コーヒー飲み過ぎて胃が痛い~」って感じたこと、ありませんか?
それは、コーヒーに含まれているカフェインには、胃液の分泌を促す作用があるからです。
特に注意が必要なのが、空腹=胃が空っぽの状態のカフェイン摂取。
胃酸が胃の粘膜を直撃し、胃を荒らしてしまったり、胃痛・胃もたれの原因になってしまいます。
なので、胃が弱いという自覚のある方、空腹時のコーヒーはできるだけ避けて!
また、一般的に食後のコーヒーは消化を良くするとされてはいますが、特に胃下垂の方は、胃が余計にたるんでしまい、消化したものをうまく十二指腸に送り出すことができなくなる場合があるので、がぶ飲みは絶対やめて、1~2杯程度にしておきましょう。
2.貧血・生理痛を悪化させる
女性が、特に気を付けたいのがこの貧血。
というのも、コーヒーに含まれるカフェインには、鉄分や亜鉛などの吸収を妨げ、血液のつくりを悪くしてしまう作用があるからです。
また、カフェインには血管を収縮させる作用もあるため、血の巡りが悪くなり、体が冷えてしまう場合も。
そうなると、生理中の女性にとってはまさにダブルパンチ!
貧血に加え、痛みが激しくなるなどの症状も引き起こしてしまいます。
なので、女性の皆様、特に生理中のコーヒーがぶ飲みは即刻やめて!
どうしても飲みたくなった場合、最近はカフェインレスのコーヒーも市販されているので、そちらを利用するなど工夫してみましょう。
3.睡眠の質の低下
忘れがちなことですが、カフェインは興奮剤の一種。
脳内の中枢神経に働きかけ、眠気を抑えて作業効率をアップさせる作用があります。
・・・とここまではいいのですが、問題はこの興奮状態が必要以上に続いてしまうこと。
体調や体質によっても変わりますが、摂取され血液に流れ込んだカフェインは、約30分で脳に到達。
その効果は5〜7時間持続するともいわれています。
なので、仕事中、忙しい~!とコーヒーをがぶ飲みしている方、実はそれが夜の睡眠の質を低下させている原因かも・・・。
なので、最近眠りが浅いかも、寝つきも悪いし・・・というそこのあなた、少なくとも夕方以降のコーヒーは避けて!
1日に250mg以上のカフェインを摂ると、夜中に目が覚める回数が多くなることが実験研究で明らかになっているそうなので、この量を上回らないようにしましょう。
※ドリップ式のコーヒー1杯(約150ml)には約100mgのカフェインが含まれているので、これを参考にしてくださいね。
4.自律神経の乱れ
カフェインには、自律神経の中でも体を活動させる交感神経に働きかける作用もアリ。
交感神経が活発になると、心拍数や血圧が上がり、体が活動的な状態になります。
栄養ドリンクはこの作用を利用しているわけですね。
しかし、この状態が過度に続いてしまうと、体や心がうまく休めず、自律神経が一気にアンバランスな状態に。
だるさや気分の落ち込みといった身体症状を引き起こしてしまいます。
なので、特にうつ病や自律神経失調症の方は症状を悪化させかねないので、コーヒーは極力避けて!
代わりにハーブティーなど、ノンカフェインでリラックスできるものを選びましょう。
個人的なおススメは、カモミールティー。
香りもすっきりしているし、気分も上がりますよ。
5.カフェインの利尿作用でカルシウムが流出
実はカフェインには、カルシウムの吸収を邪魔してしまう作用もアリ。
しかも、利尿作用もあるため、あまりたくさんコーヒーを飲み過ぎると、尿と一緒にカルシウムまで排出。
骨粗しょう症を引き起こしてしまうと言われています。
はっきりとはわかっていないけれど、1日にカップ5杯以上飲むと骨に影響が出ると言われているのだとか。
なので、特に女性の皆様、男性に比べて骨粗しょう症になりやすいので、飲み過ぎには注意。
まず量を控えた上で、たまにはミルクを入れてカフェオレにしたり、カルシウムの多い食品を添えたり・・・などしてダメージを防ぐようにしましょう。
おわりに
いかがだったでしょうか?
私のご紹介したコーヒーの危険性についての記事、あなたのお役に立てれば幸いです。
適度に楽しむ程度ならいいのですが、飲み過ぎが続くと、カフェイン依存症になってしまう危険性も注意して!
コーヒーを飲まないと、頭痛がする、からだがだるい、集中力がなくなり不安になる・・・などの症状が出る方、すでに依存状態になっている可能性があるので、少しずつカフェインに頼らない生活に切り替えていきましょう。
こうした点に注意さえすれば、コーヒーは決して美容や健康の敵などではないはず。
(コーヒーの美容効果については、コーヒーの効能・効果!実はこんなすごいメリットが!をご覧ください)
デメリットも知った上で、おいしく楽しくコーヒーと付き合っていきましょうね!
[Writer:けい]
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