8Feb
もともと便秘気味で、日々のお通じに悩む実家の母。
しかも、最近、歯の手術後、炎症止めのために抗生物質を飲んだところ、腸内の善玉菌まで攻撃されてしまったらしく、お腹の調子が超最悪に(泣)。
膨満感や吹き出物はもちろん、普段はありすぎる(苦笑)ぐらいの食欲がなくなり、体力が落ちるなどの症状に悩まされるようになりました。
と、そんな時、テレビの情報番組で、チョコレートが便秘解消に役立つという情報を手に入れたうちの母。
お達し(笑)を受け、早速指定の商品を手に入れて参上つかまつったところ、召し上がったその日から早速、お通じがあったとのご報告を承りました(母=我が家の「将軍」なので、一応敬語(笑))
その後、もっとチョコレートの持つ美容効果について知りたいとのお達しを受け、調べてみたところ、実は「万能食品」といっても言い過ぎではないくらいのすごい効果があることが判明。
というわけで、ここは、チョコレート大好き!or チョコレートの持つ効果に関心のあるあなたのために、その効果のほどと、より効果が期待できる選び方・摂り方についてお伝えしていきますね。
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【本当にスゴイ!チョコレートの美容効果】
1.便秘改善効果
うちの母も、わが身をもって実感したお通じ改善の効果。
そこには、チョコレートの原料・カカオ豆に含まれているタンパク質「カカオプロテイン」が大きく関わっています。
このカカオプロテインには、他のタンパク質に比べ、消化酵素に分解されにくいという特徴がアリ。
そのまま小腸を素通りし、大腸に届くため、大腸でかさましされ柔らかい便を作ってくれます。
また、食物繊維と同じように、腸内細菌のえさとなって腸内環境をよくするというウレシイ働きも。
便秘に悩む方には無視できない「スーパーフード」と申せましょう。
2.美肌効果
「動脈硬化予防に効果があるらしい」「カラダのサビ、活性酸素を退治してくれる」などなど、一時話題となった栄養素・ポリフェノール。
豊富に含む食品として、赤ワインが注目されましたが、実はチョコレートの原料・カカオ豆には、その一種である「カカオポリフェノール」が多く含まれています。
しかも、その含有量は食品の中で断トツ1位!
- カカオ72%のチョコ(25g:5粒)・・・635mg
- りんご1個 (300g)・・・370mg
- 赤ワイン1杯(125ml)・・・300mg
参考:http://www.meiji.co.jp/sweets/chocolate/chocokoka/
というように、何と5粒食べるだけで、赤ワイン2杯以上のポリフェノール、1日の推奨摂取量(1500mg)のおよそ4割を摂ることができます。
上にも書いたように、ポリフェノールには老化の元凶・活性酸素を退治する効果がアリ。活性酸素はお肌のシミやしわ、たるみ、くすみの原因でもあるので、ポリフェノールを摂ることで、そうしたお悩みも見事に解決!
また、ポリフェノールには、体や心のストレスを和らげる作用もあるので、ストレスが原因のスキントラブルにもパワーを発揮してくれます。
さらに、最近、季節を問わず、紫外線がお肌に与える危険性が言われるようになりましたが、ダークチョコレートに含まれているフラボノールには、日焼けによるやけどや赤みからお肌を守る力がアリ。
その上、カカオには、細胞の作成を助けたり、修復する効果のある亜鉛、抗酸化作用のあるビタミンE、肌のターンオーバーを促してくれるナイアシンなども多く含まれているので、様々な意味で、美肌作りにはうってつけの食材なのです。
ただし!
摂りすぎは、ニキビの原因にもなるので要注意。
厳選したものを少量を楽しむ、という大人な(笑)食べ方を身につけましょう。
(詳しくは後ほどちゃんと説明します)
3.ダイエット効果
チョコレート=肥満のもと、というイメージ、どこかにないですか?
けれど、実はチョコレート、ダイエット中のあなたをサポートしてくれる大きな力を秘めています。
そのカギを握るのが、チョコレートに含まれる成分・「エピカテキン」。
ポリフェノールの一種で、血管を広げ、代謝を上げる効果があります。
代謝が上がれば、当然脂肪のつきにくいカラダに。
ダイエット中にはうまく活用したい効果です。
・・・と、ここまで書いてきてなんですが、じゃあ安心してチョコレート好きなだけ食べられる~!などという考えは超危険!!
下手すると、美容効果どころか、お肌や体型トラブルにつながりかねません。
というわけで、次は、美容効果の高いチョコレートの選び方や、効果的な摂り方についてお伝えしていきますね。
選ぶ基準と効果的な摂り方
1.高カカオチョコレートを選んで!
まず、選ぶ上で注意してほしいのは、カカオの含有量。
そもそもチョコレートは、カカオの豆を向き、その実を細かくすりつぶし、固め直してくるもの。
ただし、この状態だととても苦いため、砂糖やミルクを加えることで食べやすくしています。
しかし、もっとより高い美容効果を得たいなら、高カカオのチョコレートを選んで!
砂糖た~ぷっりのミルクチョコレートだと、効果が半減する上、糖分もより多く摂取することになってしまうため、注意しましょう。
ちなみに、母は明治の「チョコレート効果 カカオ72%」がお気に入り。
普通のミルクチョコレートよりも少し苦いですが、甘すぎず、大人の味なところが気に入っているそうです。
2.目安は一日25~50g
じゃあ、高カカオチョコならいくら食べてもいいのね~、と考えた方、はっきり言って甘い!
というのも、チョコレートは、興奮作用のあるカフェインやテオブロミンが多く含まれていて、高カカオチョコレートだと、その含有量もアップ。
眠れなくなったり、カフェインで胃を痛めたりするなどの症状が出る危険性もあるので、特に、妊娠中の方や小さい子供、お年寄りは注意が必要です。
また、もともとチョコレートは脂質の多い食品ですが、特に高カカオチョコは、一般的なチョコレートより多くの脂質を含んでいるので、食べ過ぎると逆に太ってしまいました~なんてことも
高カカオチョコレートの脂質(平均)47.1g
普通のチョコレートの脂質(平均)35.1ℊ
ちなみに、明治チョコレート効果72%の場合、ひと箱(74g)で30.4g)
※成分はいずれも100gあたり
参考:http://www.kokusen.go.jp/news/data/n-20080206_2.html
なので、美容効果を期待して食べるのはいいのですが、ドカ食いは禁物。
目安としては、一日25~50g程度に控えておきましょう。
おわりに
いかがだったでしょうか?
私のご紹介したチョコレートの美容効果、もとは親孝行のため(笑)に調べたことなのですが、同じようにお通じに悩んでいる方や、チョコ食べたいけれど、太るのが心配な方のお役に立てれば幸いです。
今回調べてみてわかったのは、チョコはうまく活用すれば、女子の強~い味方になってくれるということ。
美容に励みながらも、甘いものを楽しみたいと考えているそこのあなた!
チョコレートをうまく味方につけて、お通じ改善や美肌作り、ダイエット、頑張っていきましょうね!
[Writer:けい]
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