13Dec
手足の指先や耳たぶなど、体の末端に容赦なく襲い掛かる「しもやけ」。
痛痒いし、見た目も最悪なので本当にへこみますよね。
かく言う私も、頑固なしもやけに悩まされてきた一人。
もともと冷え性なこともあり、冬が来ると毎年のようにしもやけにかかり、指が腫れ上がって愛用の指輪が入らなくなったり、ただでさえ乏しい集中力(苦笑)が、しもやけの痛痒さでさらに失せたり・・・と嫌な目に遭い続けてきました(泣)
一体このしもやけ、何がうれしくて世の女子をここまで悩ませるのか?
そこでここでは、しもやけの原因と治し方を、30+X年戦い続けてきた私の経験談も交えながら、お伝えしていきますね。
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なぜしもやけができる?5つの原因と治し方について
まず知っておいてほしいのは、しもやけの主な原因は血行不良だということ!
手足の指先など、体の末端によくできてしまうのは、血行が悪いと血が流れにくい場所だからです。
では、この血行不良を引き起こす5つの原因と、それぞれどうやって対策すれば良いのかを合わせて紹介していきます。
1.急激な温度差
その血行不良を引き起こす原因の一つが、急激な温度差。
人間の体は、暑い時には血管をゆるめて熱を外に逃し、寒い時には血管が縮み、熱が外に逃げるのを防ぐ・・・というように、血管の収縮によって、寒さや暑さに対応しているのですが、温度が急激に変化すると、血管の収縮回数が増加。
やがて血管の収縮がスムーズに行われなくなり、血行が悪化→しもやけ発生・・・・という事態に陥ります。
そういえば、私のしもやけも、真冬より、昼夜の気温差の激しい春先に悪化しやすいかも・・・・。
しもやけというと冬のイメージが強いですが、私と同じようなパターンであれば、この温度差によるものかも?と疑ってみてもいいかもしれません。
これは防ぐためには、まず、体の冷えやすい部分を冷たい外気から守るのが大切。
外出する際には、靴下・手袋はもちろんのこと、イヤーマフやマスクなども駆使してしもやけになりやすい場所を守るようにしましょう。
また、暖房に頼り過ぎないようにするのも重要!
一般的に温度差が10℃以上になるとしもやけになりやすくなるといわれているので、室内と室外の温度差を大きくしすぎないよう、暖房は賢く使いましょう。
2.濡れたまま放置する
手足に汗をかいたままにしたり、雪や雨で濡れたまま放置するのも、しもやけを発生・悪化させる要因の一つ。
というのも、体についた水分は、蒸発する時、体の表面の熱と一緒に放出。
その結果、体の熱が奪われ、血行が悪くなってしまいます。
ちなみに私の場合、洗い物をした後に、十分に手を拭かなかったことがしもやけ悪化の原因の一つと判明。
以来、洗い物の際には使い捨てのビニール手袋を着用し、終わった後は十分に手を拭くようにしていますが、濡れた手袋や靴下なども、しもやけ発生・悪化につながるので、必ず取り換えるようにしましょう。
雪や雨の日で濡れるのが心配な時は、替えの手袋や靴下をバッグに入れておくと結構便利なのでおススメです(それほどかさばるものじゃないですしね(笑))。
3.筋肉量が少ない
筋肉量の少なさも、しもやけになりやすくなる原因の一つ。
というのも、筋肉には、体を動かすだけではなく、全身に血液を流すためのポンプのような働きもアリ。
そのポンプの力が弱ければ、血液はすみずみまで行き渡らなくなり、末端部分が血行不良→しもやけ発生、という事態に陥ってしまいます。
なので、しもやけの予防と改善のためにも、運動とそれによる筋力アップは必須!
強い「ポンプ」を育てるためにも、ウォーキングなどの有酸素運動や、軽い筋トレやストレッチなどを生活に採り入れましょう。
お風呂上りにストレッチをする、できる限り階段を使うようにする・・・などの地道な工夫だけでもだいぶ変わりますよ。
4.窮屈な服装
スタイルよく見せたいから~と、きつ目のガードルやストッキングなどを身に着けてはいませんか?
気持ちはよ~くわかるのですが(笑)、そうした「締め付け」も血流を悪くし、しもやけを引き起こす原因の一つです。
特に足のしもやけに関しては、ハイヒールや先の尖った靴も悪化させる要因になるので要注意!
仕事などの関係で、服装を変えるのが難しいという方は、手先や足のつま先など血流が悪くなりやすい部分をときどき動かしたり、もみほぐしたりして、血流が滞らないように気を付けましょう。
ちなみに、足のしもやけが気になる私は、内側にファー付きのブーツ↓を愛用。
あったかいし、ラウンドトゥなので足のつま先を自由に動かすことができるのがウレシイ♪
さらにこれにプラスして、五本指ソックスを合わせると、より足先が自由になりリラックスできます。
このコンビネーションのおかげで、血流もよくなったらしく、私の場合、足指のしもやけはこれでかなりよくなりました!
5.食生活の偏り
バランスの悪い食生活も、しもやけを悪化させる原因の一つ。
特に気をつけてほしいのは、ビタミンEの不足です。
ビタミンEには、血流をよくし、皮膚や体内を守る作用があるので、しもやけの予防と改善には欠かせない栄養素。
特にカボチャには、およそ200gほど食べれば一日の摂取量をカバーできるほど多くのビタミンEが含まれているので、煮物やスープなどにして、積極的に摂るようにしましょう(参考:成人女子の場合、1日の必要摂取量8mgに対し、カボチャ100gの含有量4.7mg)
ラップにくるんでレンジでチンするだけでも、結構おいしく食べられますよ(ズボラ?笑)
もちろん、他のビタミン類や、筋肉や皮膚を作る働きのあるたんぱく質もしっかり摂って
おわりに
私のご紹介したしもやけの原因と治し方、いかがだったでしょうか?
お役に立てれば幸いです。
ただし、注意してほしいのは、しもやけには、膠原病(こうげんびょう)など、他の病気が関わっている可能性もあるということ。
また、痛みやかゆみで眠れないなどの重い症状まで進んでしまった方は、はっきり言って自分一人で治すのはほぼ不可能。
専門家(=皮膚科のお医者さん)の助けを借りましょう。
しもやけは確かに見た目はカッコ悪いし、痛痒いからきついけれど、地道に向き合っていけば、きっとよくなるはず。
しもやけ改善に取り組んでいたら、何かかえって体調良くなったしキレイになっちゃったよ~!と笑える日を目指して、一緒にがんばりましょうね!
[Writer:けい]
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