24Oct
夏になり、ノースリーブや半袖で腕を露出したいけれど、二の腕のぶつぶつが気になる~なんて方、いらっしゃいませんか?
見た感じも、触った感触もよくないし、結構イヤですよね。
かくいう私も、この二の腕のぶつぶつに悩まされていたうちの一人。
見せるのが嫌で、年中長袖を着ていたこともありました・・・(泣)
一体、やつ(笑)はなぜできるのか?
ここでは二の腕のぶつぶつの原因と治し方についてご紹介していきますね。
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二の腕のぶつぶつの正体は?
まず、押さえておいてほしいのは、このぶつぶつは、「毛孔性苔癬(もうこうせいたいせん)」や「毛孔性角化症」と呼ばれている皮膚疾患であるということ。
肌の代謝の(ターンオーバー)の異常により、角質が毛穴に過剰にたまることで、皮膚の表面が盛り上がり、ぶつぶつが生じるとされています。
根本的な原因は、まだハッキリとは解明されていませんが、遺伝によるものと言われています。
肩や太もも、背中などにできる場合もありますが、一般的な皮膚疾患の1つで、早い人は子供の頃から発症し、小学校高学年の約20%がこれにかかっていて、思春期にはもっと多いと言われます。
とはいえ、このぶつぶつは良性の疾患ですので、放っておいても、健康に悪影響を及ばしたり、人に感染したりすることはありません。(←ここ、重要です!)
ただ、上に書いたように、特に見た目が気になる若い時に発症するケースが多いため、やっぱり気分的にはよくないもの。
20~30代になると自然に消えていくことも多いのですが、それでもやっぱり早めに何とかしたいですよね。
というわけで、次は、このぶつぶつを改善するための方法についてお伝えしていきます。
自宅でできる二の腕のぶつぶつの改善法
1.刺激は極力避けて!
まず、押さえておいてしいのは、患部をゴシゴシとナイロンタオルやたわしでこすったり、ぶつぶつを潰して中身を出すなどの強引な方法はタブーだということ。
気になるのはわかりますが、ニキビと同じで、こすったり潰したりすると、色素沈着やクレーター状の跡が残ってしまう場合があります。
それに、特に皮膚が敏感な方は、毛穴の周りが炎症を起こし、赤みがひどくなってしまうことも・・・。
なので、ぶつぶつ改善のために必要なのは、優しいスキンケア。
患部に触るのは、お風呂などで体を洗うときぐらいにして、二の腕を洗う時も、できるだけ優しく洗うようにしましょう。
スクラブなどではなく、無添加の石鹸など刺激の弱いものを使用し、お風呂から上がるときは、しっかりとシャンプーやボディーソープを洗い流すようにしましょう。
2.「保湿命!」を心がけて!
優しく洗い上げたあとは、お肌をしっかりと保湿。
というのも、お肌が乾燥すると、より角化が早まって症状が悪化してしまうので、特に乾燥する季節は注意が必要。
それも、皮膚の表面にとどまらず、できるだけ奥深くまで潤わせる事が大切です。
ちなみに保湿用のクリームですが、私の場合、かかりつけのお医者さん(皮膚科)が処方してくれた尿素入りのクリームがかなりの効果を発揮。
ぶつぶつの原因であるたまった角質をやわらかくし、取り除きやすくする効果もあるので、症状に悩まれる方は一度皮膚科のお医者さんに相談し、処方してもらうことをおススメします。
3.生活習慣を見直そう
上にも書いたように、ぶつぶつの根本的な原因は遺伝的なものとされてはいますが、生活習慣も大きく影響。
特に、重要なのが睡眠時間。
お肌のターンオーバーは、夜間の睡眠中、特に夜の10時~夜中の2時の間に行われるため、この時間を含め、最低6時間は確保したいものです。
これとともに、食生活の見直しも重要。
お肌の正常なターンオーバーには、たんぱく質はもちろん、ビタミンやミネラルなども必要なので、野菜をたくさん採り入れたバランスの良い食生活を心がけましょう。
おわりに
いかがだったでしょうか?
私のご紹介した二の腕のぶつぶつの原因とその治療法、症状に悩むあなたのお役に立てれば幸いです。
ちなみに上にも書いたように、この症状、20代~30代になると自然に治ったり、かなり良くなるパターンが結構多い。
かくいう私がそうだったので、今悩んでいる方、決してあきらめないで!
まず、信頼できるお医者さんに相談し、ご紹介した対処法に取り組みながら、二の腕スベスベ~と笑える日を目指して、根気よく治していきましょう。
[Writer:けい]
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