14Sep
女子の美容と健康の大敵である便秘。
出るべきものが出ないわけですから、ただでさえ気分が暗くなるというのに、ここに腹痛なんかが加わったら本当に最悪。
かくいう私も実は、30+X年の人生のおよそ90%を、常につまり気味の腸&ひどいおなかの張り&腹痛との戦いに費やしてきた一人。
特に、所構わず突然沸き起こる腹痛には嫌というほど悩まされ、泣かされ続けてきました(泣)。
とはいえ、最近では、少なくとも腹痛に関しては、どうにかこうにか自分なりの対処法を確立。
何とか乗り切ることができるようになっています。
そこでここでは、私が冷汗(笑)と涙の末に編み出した便秘による腹痛解消法について、皆様にお伝えしたいと思います☆
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これは効く!便秘による腹痛解消法
1.お腹のマッサージ
便秘による腹痛の原因として最も考えられる原因は、ずばり腸の中に発生するガス。
便秘になると、溜まった便から「インドール」と「スカトール」という腐敗ガスが発生。
そのガスが出口に溜まった便によって排出できずに、腸に溜まって他の臓器を圧迫、結果としてお腹が張る、そして腹痛などの症状を引き起こします。
また、このガスは腸壁を通り抜けて血液に入り込み、全身に行き渡ってしまうため、肩こりや腰痛の原因にも・・・。
まさに悪いことずくめの状態に陥ってしまうわけです(泣)
というわけで、まず重要なのは、原因となっているガスを出してしまうこと。
もちろん便秘を解消するのがベストなのですが、応急処置としてとりあえず溜まっているガスを抜くだけでも、かなり痛みは治まります。
そのために、まずおススメするのが、「お腹のマッサージ」。
手でおへその中心からくるくると、腸の形に添って、時計回りにさするようにマッサージします。
イメージとしては、ちょうどひらがなの「の」の字を描く感じです。
この時、注意してほしいのは、絶対力を込めてはいけないということ。
早く治したい~とあせって、強く押しすぎてしまうと逆効果になるので、注意してください。
また、あたたかい手でマッサージする方が効果があるので、手をこすり合わせて温めた上でするのがおススメですよ。
個人差や痛みの程度によって差はあると思いますが、私の場合、大体3~5分ぐらいで痛みがかなり和らぎます。
2.ツボを押す
外出時で、マッサージを行うのが難しい時は、ツボを押すのもかなり有効。
特に、手の親指と人差し指の骨の合流するところにある「合谷(ごうこく)」というツボには、全身の痛みを和らげ、大腸の働きを整える働きがあるので、便秘による腹痛解消にも、かなりいい仕事をしてくれます。
刺激方法は、とってもカンタン。
親指と人差し指で、若干痛いぐらいの力をこめてつまむように揉みます。
この時、腹痛が一瞬きつくなるかもしれませんが、体を丸めると痛みが若干おさまるので、そのまま続けて下さい。
これも差はあると思いますが、大体1~2分ぐらいでかなり痛みが和らぎます。
3.お腹を温める
マッサージ&ツボ押しで気分と痛みが落ち着いたら、次にやるべきはお腹を温めること。
お腹は温めると、腸の働きが活発になるため、ガスも排出されやすくなります。
一番のおススメは湯たんぽですが、カイロでもOK。
私は、夏場でも冷房による冷えで腹痛が悪化してしまうことがあるので、季節を問わず、カバンの中に小さなカイロを一つ入れておくようにしています。
ちょっと大げさかもしれないけれど、これに助けられた時が何度かありました。
とはいえ、くれぐれも、低温やけどには気をつけて下さいね。
【おわりに】
いかがだったでしょうか?
私のおススメする便秘による腹痛解消法、同じ悩みを抱えるあなたのお役にたてれば幸いです。
ただし、これらはあくまで対処法。
便秘を直さない限り、腹痛はまた起こるので、日々の生活に気を配り、地道に便秘対策を行って下さい。
また、突然の腹痛には、腸閉塞や盲腸なども考えられますが、特に盲腸の場合は温めるとむしろ悪化してしまうこともあるので、注意が必要。
まず、1のマッサージと2のツボ押しを行ったうえで、症状が改善しない場合は、出来る限り早く病院に行くようにしましょう。
便秘による腹痛に悩むそこのあなた!
腹痛は確かにつらいけれど、何とか乗り切って笑顔で毎日を過ごしましょうね☆
[Writer:けい]
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