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炭水化物ダイエットの危険性!気をつけるべき3つの注意点とは?

雑誌やテレビでも話題の炭水化物制限ダイエット

比較的短期間でやせられるということもあり、興味を持っている方もいらっしゃるかと思います。

実は、私もその一人。

2~3年ほど前、一度試してみたことがありました。

ところが、あまり効果が出なかったうえ、体調が悪化。

結局3か月ぐらいでやめたのですが、その後、このダイエット法はそのリスクを十分理解し、かなり気をつけて行わなくてはならないということを学習。

自らの無知を反省しまくりました・・・

いったい何が悪かったのか?

今回は、私の経験を交えながら、炭水化物制限ダイエットの危険性について、皆さんにお伝えしていきますね☆


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炭水化物制限ダイエットのメカニズム

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そもそも、なぜ炭水化物をカットすると痩せるのか?

ここでは、まずその仕組みをご説明したいと思います。

ダイエットというと、カロリーのことばかり考えてしまいますが、同じカロリーでも、太りやすい食事と太りにくい食事があります。

それを左右しているのが、食後の血糖値の変化。

食事で炭水化物を摂ると、血糖値が上昇し、すい臓からインシュリンが分泌されます。

このインシュリンは、糖をエネルギー源として肝臓や筋肉に蓄えますが、余分な糖分に関しては、脂肪細胞へと運搬

皮下脂肪や内臓脂肪として定着→太る

というコースに直結してしまいます。

なので、低炭水化物ダイエットは、一見理にかなったダイエット法に思われるのですが、問題は極端にカットしてしまうこと

挫折&体調を崩す原因にもなりかねず、注意が必要です。

次は、その危険性についてお伝えしていきます。

どこが危険?低炭水化物ダイエット

1.燃えにくい体になり、リバウンドを招きかねない

まず、心にとめておいてほしいのは、炭水化物がエネルギー源として非常に重要な栄養素であるということ。

不足すると、私達の体は危機を察知。

筋肉中のタンパク質をエネルギーにして、脳や神経に糖質を行き渡らせようとします。

筋肉中のタンパク質が減れば、当然筋肉は減少し、基礎代謝も低下。

かえってダイエットの成果の上がりにくい体になる冷え性が悪化するなどの残念な結果を招きかねないのです。

 

また、低血糖が続くと、脳は「体が飢餓状態だ!栄養を溜め込めねば!」と勝手に判断。

その結果、

ドカ食い→代謝の下がった体がばっちり栄養を吸収→リバウンド

という残念な結果にもつながってしまいます。

実際、私も、外食時にちょっとパンやパスタを食べただけで、体重が増加。

持病の冷え性も悪化し、特に冬場はかなりつらいものがありました(泣)。

 

これだけでもかなり大変だったのですが、特に女子にとっては、他にも気をつけなくてはならない点が!

次はそれについてご説明していきます。

2.腸内環境の悪化

実は、炭水化物には、エネルギー源以外にも重要な役割があります。

それは、腸内環境を整えるという役割です。

一般的に低炭水化物ダイエットでは、「炭水化物=悪者、タンパク質=味方」扱いされますが、腸の中での役割はむしろ逆

タンパク質は悪玉菌を、炭水化物は善玉菌を増やすという役割があります。

なので、炭水化物を極端にカットし、その分タンパク質を摂るというダイエットを続けると、腸内環境は確実に悪化。

深刻な便秘、膨満感の原因ともなりかねません。

実は私もその口で、お米やパンを完全カットした途端、もともと滞り気味だったお通じが完全に遮断(泣)。

お腹が張ってタイトスカートが履けない、ニキビが悪化・・・etc.などという実に悲しい事態に陥りました。

「ダイエットのためだから~」と、むやみやたらにカットしてしまうのは、美腸のためにもよくないのです。

3.健康への悪影響

実のところ、人間の体の中には、ブドウ糖だけが栄養素となる臓器が存在します。

肺の粘膜や神経組織の内膜、眼の水晶体、血管壁がそれにあたるのですが、もし、完全に炭水化物をカットしてしまうと、これらの臓器に栄養が不足。

肺気腫や神経痛、白内障などを起こしてしまう危険性があります。

それだけでなく、動脈硬化や、血液がドロドロになることで、腎臓に負担がかかり、腎不全や腎炎などを引き起こしてしまうリスクも・・・・。

仮にそこまで深刻な事態にならなくても、極端な炭水化物カットは体内環境を確実に悪化させます

終わりに

いかがだったでしょうか?

低炭水化物ダイエットの危険性について、いろいろと並べ立ててみましたが、安全&安心なダイエットを目指したい!というあなたのお役に立てれば幸いです。

結局、現在私は、運動中心のダイエットに切り替え、炭水化物は摂りすぎない程度にするという方法(1食あたりご飯150g、間食はしない)をとっているのですが、今のところ、こちらの方が経過は順調。

ストレスもたまらないし、体重もスローペースではあるけれど落とせている(1か月1キロぐらい)ので、この方法を続けたいと考えています。

健康的に痩せたいそこのあなた!

何にせよ、摂りすぎ、カットし過ぎは危険だということ。

これを心に留めて、バランスのとれた安心&安全なダイエットを心掛けてくださいね。

[Writer:けい]


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