17Jul
ファッションよりもメイクよりも、人に大きな印象を与えることのできるアイテム、それが香水。
お気に入りの一品を見つけて毎日使っているという方、複数持っていてその日の洋服に合わせて使い分けているという方もいるでしょう。
とはいえ、せっかくいい香水を選んでも、付け方が間違っていたら元も子もない。
下手すれば、単なる「香害」まき散らしのイタイ女子になり下がり、相手に悪い印象を与えてしまう。
かくいう私も、かなり付け方に関しては失敗を繰り返してきました・・・
というわけで、ここでは香水を愛してやまない20+X年の私が、数々の失敗を重ねながら(泣)、体得してきた効果的な香水の付け方についてお伝えしていきますね☆
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1.つける量に注意して!
これは、リップやチークなどのコスメ全体に共通して言えることですが、新しいアイテムを手に入れると、ついうれしくなってしっかりと付けてしまいがちですよね。
けれど、これは失敗のもと。
というのも、香りやニオイは自分が思っている以上に人に伝わるし、大きな印象を与えるもの。
特に食事の時などにぷんぷん匂わせていたら、せっかくのごちそうも台無しになってしまうので、どれほど気に入っている香りであっても付け過ぎは禁物です。
というわけで、肝心の付ける量の目安ですが、手首などの上半身に付ける場合は、1~2プッシュが目安。
ひざ裏など、下半身に付ける場合は3プッシュを目安に考えたらよいと思います。
ちなみに、つけすぎた!というときは、まだ乾いていないうちにウエットティッシュで拭くと結構ましになりますよ☆
2.つける場所にも気を付けよう
これも初心者がやりがちな失敗だと思うのですが、「汗のニオイを消したい!」と思って、香水をワキの下にプシュプシュ付けてしまっていませんか?
しかし、これは大間違い!!
まず、香水はニオイを抑えるデオドラント剤とは別モノ(ここ、注意して!)。
それに、ワキの下のように汗腺の多いところに付けてしまうと、せっかくのよい香りが汗のニオイと混じってしまい、一気に台無しになってしまいます。
同じ理由で、蒸れやすい足の裏もタブーです。
というわけで、ポイントは、あまり汗をかかないわりには、体温が高い場所を選んでつけること。
というのも、香水は温度が高い方が、トップノートからラストノートまでしっかりと香りを発揮してくれるからです。
(トップノート・ラストノートはかんたんに言うと、時間の経過による香りの変化しますよ、ってことです。後で詳しく解説するので、今はこれだけ覚えておけばOK)
また、香水をつけた場所に紫外線が当たるとシミの原因になってしまうので、ポイントその2は、直射日光の当たらないところを選んで付けること。
具体的には、上半身なら手首やウエスト、下半身ならひざの裏側や足首などがおススメです。
ちなみに、髪の毛やうなじ、耳の裏側などの顔まわり、太ももに付けるのも効果的ではあるのですが、特に敏感肌の人はスキントラブルを起こしてしまう可能性があるので、避けておいた方がよいと思います(はい、私はアウトでした(泣))
あと、特に熱い時期は、時間があれば、付ける前にシャワーを浴びて汗を流してから付けるようにしましょう。
3.持ち時間を計算せよ!
朝、出勤前はいい香りがしていたはずなのに、昼休みには香りが消えちゃった~なんてということってありませんか?(はい、私は結構やります(泣))
残念ながら、香水は一定の時間が過ぎるとその実力を失ってしまう。
自分の香水がどのくらいの時間持つのか、事前に把握しておくのが賢明です。
ここで、目安となるのはラベルや製品名などに使われている「パルファン」、「オーデパルファン」、「オーデトワレ」、「オーデコロン」という表記。
それぞれ、香りの持続時間が違っていて、
- パルファン・・・・・・5~7時間
- オーデパルファン・・・5時間
- オーデトワレ・・・・・3~4時間
- オーデコロン・・・・・1~2時間
だいたいこんな感じになります。
例えば、オーデコロンだけれど、夕方まで香りを楽しみたいという場合は、小型のアトマイザー(香水類を入れるスプレー付き容器)を持ち歩き、それを適宜付け足すのがおススメです。
また、香水は、トップ、ミドル、ラストという3段階のノート(香調)に分かれていて、
- トップ(付けてからだいたい5~10分くらい)
- ミドル(30分~1時間)
- ラスト(2~3時間)
というように、時間が経つにつれて香りが少しずつ変化していきます。
なので、付けてすぐ外出してしまうと、トップノートだけが強く出てしまうので、周りの人にきつい印象を与えてしまう可能性も。
その香水のテーマとも言えるのは、むしろミドルノートの方なので、外出30分前ぐらいには付けるようにするのが賢明です。
もちろん、香水を購入される場合も、その点を十分「計算」した上で選んでくださいね☆
おわりに
いかがだったでしょうか?
私のご紹介した香水の付け方のコツ。
これから香水デビューを目指すあなたのお役に立てれば幸いです。
ちなみに、香水には特に使用期限などは書いてありませんが、BA(ビューティーアドバイザー)さんいわく、開封した場合は1年ぐらいで「見切り」をつけるのが賢明とのこと。
未開封の場合は?と思い、調べたところ、3年ぐらいは大丈夫なようですが、いずれにせよ永遠にもつものとは思わない方が賢明です。
また、保存する場合は、湿気、高温、直射日光を避け、空気に触れることによって起こる酸化を防ぐため、栓をしっかり閉めるようにしましょう。
ちなみに、私の場合は(ダンナには内緒なので大きな声では言えませんが)、ケースに入れ、冷蔵庫の中にこっそり入れております。
友人がすすめてくれた方法ですが、確かに香りのもちはいいような・・・。
・・・と私のやる方法はいささか極端かもしれませんが、香水をうまく使いこなせば、「ステキな人」デビューも夢ではないですよ!
そのためにも、今回の付け方をぜひ参考にしてみてくださいね!
[Writer:けい]
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