31Jul
肌の紫外線対策でさえ、「メンドクサイ」と感じることがある、ズボラな私。
でも、この間、友達と海でバーベキューをすることになって、さすがにその時は、ガッツリ紫外線対策して行きました!
おかげで肌は大丈夫だったんですけど、髪が…、バッサバサ!!
バサバサでまとまらないし、キシキシするし…、本当にひどい状態に。
昔から、『髪だけは』褒められることの多かった私にとっては大ショック!
何とかして元の美髪(?)に戻したい!
というわけで、必死で頑張った結果、ダメージを修復することができました♪
今回は、私が実践した、紫外線で髪がバサバサになった時のダメージケアの方法と、紫外線から髪を守るための方法をご紹介します。
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どうして紫外線で髪が傷むの?
美髪に戻す方法の前に、どうして紫外線で髪が傷むのか、そのメカニズムを見ていきましょう。
紫外線が肌の老化を早めることは、知っている人も多いと思いますが、髪にはどのような影響があるんでしょうか?
髪はこのように、一番外側で髪を守る「キューティクル」、髪質や髪の強さを決める「コルテックス」、そして一番内側の「メデュラ」という3つの部分から成り立っています。
メデュラについては、まだまだわからない部分が多く、髪が傷んでいたり、細かったりすると、メデュラがないこともあるそう。
そして、この3つの層を作っているのは「タンパク質」。
紫外線にはこのタンパク質を分解してしまう働きがあるんです。
髪の表面のキューティクルは、外の刺激から髪を守るために硬いタンパク質でできているんですが、紫外線にさらされるとダメージを受けてしまいます。
キューティクルがダメージを受けてしまうと、キューティクルに守られていた髪の内側から、水分がどんどん奪われてしまうので、髪がパサパサに!
それだけでなく、枝毛や切れ毛の原因にも!
しかも、髪は肌の約3~5倍の紫外線を浴びているので、ダメージも大きくなるのは当然。
さらに、髪の色を作るもとになっているメラニン色素も、紫外線によって分解されてしまうため、色が抜けてしまう原因にもなります。
染めていない人もですが、パーマやカラーをしている人は、パーマ液やカラー剤でキューティクルがダメージを受けているので、さらに色が抜けやすいんです。
夏に海やプールなどで髪が濡れた状態になると、キューティクルが開いてしまうため、紫外線ダメージはより深刻に。
私の場合も、バーベキューの日、海に入って髪も濡れてたので、ダメージも大きかったってことですね…。
紫外線で傷んだ髪のメージケア方法
紫外線で髪が傷むメカニズムがわかったところで、実際に傷んだ髪のダメージケアの方法を見ていきましょう。
1.しっかりシャンプー
海やプールなどの水で髪が濡れた時は、紫外線だけでなく、海水やプールの塩素によっても髪がダメージを受けているので、できるだけ早くシャンプーで洗い流すことが大切。
シャンプーは、指の腹を使って、頭皮をマッサージしながらまんべんなく洗ってくださいね。
美容室で髪を洗ってもらう時のようなイメージで念入りにやるのがベスト。
使うシャンプーも、強い洗浄成分のものだとダメージを加速させてしまうので、アミノ酸系の洗浄成分が入ったものを使うのがおすすめ。
シャンプーの裏面の成分表示に
- ラウロイルグルタミン酸Na
- ラウロイルメチルアラニンNa
- ココイルグルタミン酸Na
などの表示があるものが、アミノ酸系の洗浄成分が入ったシャンプーです。
参考にしてくださいね。
2.トリートメントは丁寧に揉み込む
シャンプーで髪の汚れを落としたら、トリートメントでダメージを補修しましょう。
トリートメントの前に、髪の水分をタオルなどでしっかり拭き取ると、トリートメントがより浸透しやすくなるので、まず優しくタオルドライします。
この時、ゴシゴシ拭くと余計に髪が傷むのでNG!
水分を拭き取ったら、トリートメントを優しく髪になじませていきましょう。
目が粗いヘアブラシがあったら、毛先を中心に軽くとかすと、トリートメントがより全体に行きわたるのでおすすめです。
毛先の方は特にダメージが激しいので、しっかり揉み込んでトリートメントを浸透させます。
3.蒸しタオルでパック
トリートメントをしっかりもみ込んだ状態で、髪を蒸しタオルで包みましょう。
こうすることで、よりトリートメントが浸透してダメージを修復してくれます。
ヘアカラーやパーマの時に、美容室でグルグル回って髪を温める機械、ありますよね?
あれ、熱でパーマ剤やカラー剤の浸透を高めてくれる効果があるんですが、同じ理屈です。
さすがに、自宅であれは準備できないと思うので(笑)
私のおすすめは、トリートメントをもみ込んだ髪を、一旦ラップでグルグル巻いて、その上から蒸しタオルで包む方法。
こうすることでタオルがトリートメントを吸収してしまうことがなくなるので、髪にしっかりトリートメントが浸透します♪
時間の目安は5分~10分程度。
10分となるとさすがに蒸しタオルも冷め切ってしまうので、2~3枚タオルを用意して交換しながらやるといいですよね。
ちなみに蒸しタオルは、濡らしたタオルをビニール袋に入れて電子レンジで1~2分温めると簡単に作れますよ。
この3つの方法で、バッサバサになっていた私の髪も、無事、サラサラに復活しました!
髪にも紫外線対策を!
肌の紫外線対策は、たくさんの人が意識するようになりましたが、髪のことまで気にしている人はまだまだ少数派。
でも、海やプールなどのレジャーによるダメージだけではなく、毎日のダメージが蓄積して、夏が終わるころには髪がバッサバサなんてこと、できれば避けたいですよね。
普段の生活では、日傘や帽子などで髪への紫外線のダメージを防ぐことができます。
最近は、肌にも髪にも使えるスプレータイプの日焼け止めも出回っているので、日焼け止めを購入するときに、髪にも使えるタイプを選ぶと便利ですね♪
これとかけっこう評判いいみたいで、私も気になっています。
また、特に海やプール、山などの紫外線が強い場所に長時間行く時は、前日に、トリートメント&蒸しタオルで髪のケアをしておくとダメージを抑えることができますよ。
まとめ
実は肌よりもたっぷり紫外線を浴びている髪。
ダメージを受けてバサバサになってしまった時は、その日のうちにしっかりケアすることが大切です。
- しっかりシャンプー
- トリートメントは丁寧に揉み込む
- 蒸しタオルでパック
この3つの方法で、サラサラの指通りを取り戻すことができますよ♪
週1回スペシャルケアとして定期的にやることで、紫外線のダメージを受けにくい髪になるので、普段から髪のダメージが気になる人は、ぜひ取り入れてみてくださいね。
〔Writer:しろつめくさ〕
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