23Jul
最近話題になっている、「飲む日焼け止め」、聞いたことがある人もいると思います。
必要なことはわかっていても、日焼け止めを塗るのも、正直、「めんどくさい」と感じてしまうズボラな私。
「ま、いっか♪」なんて、日焼け止めなしで出かけて、後で後悔することも結構あります(笑)
日焼け止めが飲むだけでいいんだったら、とっても手軽だし、こんなに嬉しいことはない!
今までは皮膚科や美容クリニックなどの限られたところでしか販売されていなかった、「飲む日焼け止め」。
2016年に解禁されてからは、色んな種類のサプリメントが販売されるようになって、TVで取り上げられたり、注目もどんどん高まっています。
私も雑誌で見かけて、「試してみたい!」って思ったものの、「ホントに効くのかな?」って不安もあるし、体の中に入れるものだから副作用も心配で、最初はためらいました。
きっと私と同じように興味はあっても、不安もあって迷っている人がいるはず!
そこで今回は、飲む日焼け止めの効果と、副作用があるのかを調べてみました。
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目次
飲む日焼け止めと他の日焼け止めの違い
飲む日焼け止めと、体に塗ったり、スプレーして使う日焼け止めに違いはあるんでしょうか?
体に塗ったり、スプレーして使う日焼け止めは、降り注ぐ紫外線を反射させたり、吸収してしまうことで、肌を紫外線からブロックしてくれます。
それに対して、飲む日焼け止めは肌を紫外線からガードしてくれるわけではなく、紫外線で受けるダメージを軽減してくれる働きがあります。
つまり、飲む日焼け止めを飲んだからと言って、紫外線をブロックしてくれるわけではないんですね。
体の内側から働いて、肌が紫外線の影響を減らしてくれるので、焼けによるシミやシワを防いでくれるということ。
これって女性にはとっても嬉しいですよね。
ベストな使い方としては、飲む日焼け止めと塗る日焼け止めをダブルで使うこと。
そうすれば、肌の内側からも外側からもしっかりガードできますね♪
飲む日焼け止めって何が入ってるの?
飲む日焼け止めには、いくつか種類があって、入っている成分はもちろん少しずつ違います。
主な成分として注目されているのは2つ。
1.ニュートロックスサン
日焼けをすると、私たちの体は肌の細胞を守るために、体は活性酸素を発生させます。
その活性酸素の働きによって、肌が黒くなったり、シミのもとになるメラニン色素が作られるわけです。
それだけでなく、活性酸素は肌がもともと持っているコラーゲンなどの潤い成分を破壊。
それによって肌の乾燥や、シワが目立つといった肌の老化も引き起こします。
ニュートロックスサンは、ローズマリーとシトラスの果実から抽出された複数のポリフェノールから開発された天然成分。
日焼けによって発生する活性酸素を除去する『抗酸化作用』によって、シミやシワを抑制する働きがあります。
ニュートロックスサンの抗酸化作用は、日焼けをしてしまった後でも働くので、うっかり日焼け後にも使えそうです♪
2.フェーンブロック
フェーンブロックは中央アメリカを中心に生息するシダ植物の抽出物で、「PLエキス」や「シェードファクター」とも表記されています。
ニュートロックスサンと同様に、抗酸化作用によってシミやシワを予防してくれます。
さらに、DNAを保護する働きもあるので、皮膚ガンなどを予防してくれる働きまで!
すごいですよね♪
飲む日焼け止めには、この2つのどちらかが主成分として配合されているものが多いようです。
この2つの成分、どちらも日焼け防止の効果で特許を取っているので、飲む日焼け止めを選ぶときは、必ずどちらかが配合されているものを選びましょう。
日本では、ニュートロックスサンを配合したサプリメントの方が多くみられます。
フェーンブロックを使ったものは、海外で生産され輸入されていることがほとんどで、これ、実は特許が関係しているようで、日本ではニュートロックスサンの方が使いやすいということらしいです。
何やら大人の事情…って感じですね(笑)
メリットは?
ここからは、飲む日焼け止めのメリットを見ていきましょう。
1.全身くまなく日焼け対策ができる
紫外線によってダメージを受けるのは、肌だけではありません。
髪もバサバサになるし、あまり感じることはないですが、目も日焼けによるダメージを受けています。
飲む日焼け止めなら、髪や目の日焼け対策まで手軽にできて、とっても便利ですよね♪
2.海やプールでも落ちない
塗る日焼け止めで、私がいちばん「めんどくさいなぁ」と感じるのは塗り直し。
水や汗で落ちやすいので、こまめに塗りなおさないと日焼けしちゃいますよね。
でも、飲む日焼け止めなら1日1回~2回飲むだけで、汗でも水でも落ちないので安心♪
3.敏感肌でも安心
ズボラなくせに敏感肌という体質の私。
強い日焼け止めを使うとかぶれてしまったり、肌がボロボロになってしまうことがありました。
でも、飲む日焼け止めなら、肌に塗る必要がないのでその心配がないんです!
これって、私にとってはとっても嬉しいこと♪
私のように、肌が弱くて日焼け止め選びで苦労していた人にはおすすめです。
デメリットは?
ここからは飲む日焼け止めのデメリットについて見ていきましょう。
値段が高い
塗る日焼け止めと比べると、どうしても割高な印象の飲む日焼け止め。
多少のバラつきはあるものの、1か月5,000円~6,000円前後と、続けていくにはちょっと抵抗がある金額ではありますよね。
飲む日焼け止めに副作用はあるの?
飲む日焼け止めの主成分として代表的なニュートロックスサンとフェーンブロックですが、どちらも植物由来の天然成分なので、副作用や健康被害は今のところないようです。
ただし、妊娠中の人や、他の病気の治療中の人は、必ず医師との相談の上で使うようにしてください。
また、それ以外の配合成分によるアレルギーの心配もあるので、アレルギーをお持ちの方は購入前にしっかり確認してくださいね。
まとめ
最近、特に注目されて、色々な種類が目に付くようになった飲む日焼け止め。
- 全身くまなく日焼け対策ができる
- 海やプールでも落ちない
- 敏感肌でも安心
- ただし値段は高い(月5,000~6,000円程度)
- 副作用の心配は少ない(絶対ではないので各自で判断必要)
メリットを知ってしまうと、試したくなってしまいますよね!
今まで気になっていたけど試したことがなかった人も、これを気に試してみてもいいかもしれませんね!
〔Writer:しろつめくさ〕
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