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「紫外線で肌が老化する」は嘘?本当?正しい対策のポイント3つ

hiyakedome

子どもの頃、外に遊びに行くのに紫外線対策なんて、これっぽっちも意識してませんでした。

でも今や、紫外線対策は1年中が当たり前の時代に。

赤ちゃん用の日焼け止めも売られていて、子どもでも紫外線対策してますよね。

時代は変わったな~、なんて、すっかりおばちゃんみたいなことを思ってしまいますが(笑)

気がつけば、紫外線はシミやシワ、肌老化の原因と言われ、すっかり悪者に。

紫外線から逃れるために、日焼け止めをしっかり塗って、長袖に日傘なんて女性もよく見かけます。

でも、そんなに徹底的に避けなければいけないものなのかな?っても思うんですよね。

そこで今回は、「紫外線で肌が老化する」というのは、果たして本当なのか嘘なのかを検証してみました!


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そもそも紫外線ってなに?

taiyou

太陽の光=紫外線というイメージが強いですが、紫外線は太陽光線の中に含まれる光の成分のひとつ。

私たちの目で見ることができない「不可視光線」にあたります。

紫外線の中には3つの種類があって、それぞれ、体に与える影響も違います

1.UV-C

紫外線の中でも一番エネルギーが強く、体への影響も強い紫外線。

オゾン層で吸収されてしまうため、地表には届かないので私たちが直接浴びることはありません。

ただし、オゾン層の破壊が進んでしまうと、今後、地表に届いてしまい、大きな影響をもたらすことも!?

殺菌作用が強いため、医療用の殺菌灯などは人工的に作り出したUV-C波が使われています。

2.UV-B

UV-Cに次いで、体への影響が強い紫外線ですが、オゾン層によってほとんど吸収され、地表に届くのは全体の10%程度と言われています。

肌の表面に影響を与えるのが特徴で、日焼けによって肌が赤く炎症を起こすのは、UV-B波が原因

それによる肌の乾燥やシワなども引き起こしてしまいます。

さらに、皮膚がんや、白内障の原因になるとも言われています。

UV-Bは3月~9月にかけて強く降り注ぎますが、特に真夏の7月~8月は真冬の5倍くらいの量が降り注ぐため注意が必要です。

3.UV-A

紫外線の中でも、最も害が少ないと言われているのが、このUV-A。

ですが…。

老化の原因となる活性酸素を発生させるエネルギーはUV-Bより強力!

長い時間をかけて、皮膚の奥まで浸透して、肌のハリや弾力を保つコラーゲンを破壊、弾力を失った肌はシワシワに!

UV-Aは季節や天候に関係なく、1年を通して降り注いでいるのが特徴です。

紫外線にメリットはあるの?

紫外線の特徴を見ると、やっぱり、徹底的に避けたほうがいいんじゃないかと思うくらい、肌への影響が大きくてゾッとしますよね。

紫外線にメリットは全くないのかというと、決してそんなことはありません。

1.殺菌作用

室内に洗濯物を干した時と、外に洗濯物を干した時って、比べてみると洗濯物のニオイが全然違いますよね。

これ、紫外線による殺菌効果なんです。

例えば、足の水虫なんかは、紫外線にあてて乾燥させることによって、治りが早くなるんだそうですよ。

2.ビタミンDの生成

ビタミンDは骨を作るカルシウムを体の中に吸収する手助けをしてくれる栄養素です。

カルシウムは骨や歯を作るために欠かせない栄養素ですが、ビタミンDがないと、体内に吸収されません。

そのため、ビタミンDが欠乏すると、骨がもろくなってしまう骨粗しょう症にもつながってしまうんです。

このビタミンDを生成する働きをするのが、UV-B波。

ただし、体内でビタミンDを生成するために日光に当たる時間は、1日10分~15分程度でいいとされているので、あまり長く当たる必要はなさそうです。

こうして見ると、紫外線にはメリットも確かにありますね。

ただ、デメリットも大きいので紫外線対策はしっかり行ったほうがよさそうです。

紫外線対策のポイントは3つ!

紫外線にはメリットもあるものの、対策をしないのは肌にとってはとても危険なこと。

早速、紫外線対策のポイントを3つご紹介します。

1.日焼け止め

紫外線対策でまず思い浮かべるのが、日焼け止めですよね。

日焼け止めにはSPFPAという2つの数値が表示されています。

SPFは紫外線防御指数とも言われ、紫外線を浴びて、肌が赤くなるまでの時間をどのくらい長くできるかを示す指数のこと。

SPFの単位は、20分~25分なので、例えば、SPF20の日焼け止めの場合、SPF20×20分=400分、つまりで肌が赤くなるのを防いでくれるということなんです。

近所に買い物に行くだけの場合など、短時間の時は、SPF15~20くらいでも十分ということになりますね。

PAは何かというと、肌の奥まで影響を与え、肌を黒くするUV-Aから守ってくれる働きを表しています。

PAには、「PA+」「PA++」「PA+++」「PA++++」の4段階があって、「+」が多いほど効果が高くなります。

SPFもPAも数値が高いほど効果は高くなりますが、それと同時に肌への負担も大きくなる傾向があるので、肌が弱い人は要注意。

通勤や買い物で短時間外出するだけという生活であれば、SPF20~30、PA++かPA+++くらいの日焼け止めで十分です。

そして、意外と忘れがちなのが日焼け止めの塗り直し

日焼け止めは、厚めに塗るよりも、こまめに塗りなおしたほうが効果的なんです。

私は通勤バックにスプレー式の小さめの日焼け止めをいつも持ち歩くようにしています。

スプレー式だとメイクの崩れも気にしなくていいし、全身に手軽に使えるのでおすすめですよ♪

2.日焼け防止アイテム

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日焼け防止のアイテムとして挙げられるのが、日傘帽子、そしてサングラス

特に夏は日差しが強いので、日傘を持ち歩く人も多いと思います。

最近は、コンパクトに折りたためるものや、軽量のものが増えて、持ち運びもラクになりましたよね。

さすがに海や山などのレジャーの際には、日傘ではなく帽子をかぶる人も多いと思います。

出かける際には、日傘か帽子、どちらかを身につけておきたいですね。

そして忘れがちなのが、目を日焼けから守るサングラス。

日本人の目は色素が濃いので比較的紫外線には強いと言われていますが、それでも強い日差しにさらされていると紫外線によるダメージを受けてしまいます。

さらに、目の周りの皮膚は特に薄くダメージを受けやすいので、サングラスを選ぶ際は、目の周りまでカバーしてくれるものがベスト。

3.食事

食事も紫外線対策にはとっても大切。

  • ビタミンA
  • ビタミンC
  • ビタミンE

は美しく健やかな肌を作るために必要なビタミン。

肌の老化を早める活性酸素を除去する抗酸化作用や、紫外線に対する抵抗力をつけるのに有効だと言われています

ビタミンが多く含まれる緑黄色野菜を積極的に摂って、内側から紫外線に負けない肌に整えておきましょう。

ブロッコリーやほうれん草、かぼちゃ、パプリカなど、色の濃い野菜には特にビタミンが多くふくまれているのでおすすめですよ♪

私は、今日は食事が偏ってちゃんとビタミンが摂れてないなと思う時は、サプリメントで補うようにしています。

まとめ

1年を通して降り注いでいる紫外線。

メリットもありますが、肌の老化がすすんでしまうというデメリットもあります。

  1. 日焼け止め
  2. 日焼け防止アイテム
  3. 食事

3つの紫外線対策で、肌への影響を抑えながら上手に紫外線と付き合っていきたいですね♪

〔Writer:しろつめくさ〕


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